世界映画紀行 - World Express Vol.5

台湾の映画+α

Movies & etc. in Taiwan

文と写真:いの

Text & Photo by Ino

(1999/10/03)

 


 「世界映画紀行 - World Express」の第5回は、何とあの大震災にみまわれた台湾から。このレポートを届けてくれたいの氏には、9月の初め頃からメールでお願いしていたのですが、例の21日未明の大地震でいの氏が消息を絶ってしまい、ようやく連絡が回復したのが29日のことでした。

 震災に襲われる直前、台北からの映画事情ルポをどうぞご覧ください。


 本当はこの文章は9月21日にメールするはずでしたが、地震&停電で遅くなりました。

 台北市内は松山濱館が一番大きな被害で、街中は一部壁が崩れてるくらいで大丈夫です。添付ファイルの写真の映画館を今朝見たとき少し被害があったのか、建物のまわりに工事の足場が組んでありました。チケットは販売しているようなので、映画は問題無く見れそうです。

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 写真はおそらく台湾で一番大きな映画館「WARNER VILLAGE」です。この中には最大18同時上映が可能で4000席以上という映画設備があり、1,2Fはファーストフード、いろいろな店舗、3,4Fに映画館となっているため、船橋のららぽーとを映画館メインにした感じがしました。この辺り一帯は特別開発区域に指定されているため、あちらこちらで近代的で大きなビルが建設中となっています。それでもまだ、空き地が多いため、夜になると遠くからでもこの映画館のネオンがよく見えとてもきれいです。

 この映画館の対面には三越があるため、買い物客との相乗効果があるのか休日ともなると日本では見られないほど混雑していて、台湾の好景気ぶりがうかがえます。しかし、映画というと日本より混雑しているわけではなく、「スターウォーズ」のような大きい宣伝をしてるものだけ混雑してるように思えました。おそらくこちらでは、ケーブルTVが普及しているため、見に行く必要が少ないのだと思います。(全部で約70ch、うち1日中映画が6ch、料金は年間\20k以下)また、映画ソフトはVCD、DVDが多く売られており、さすがコンピュータ王国と思わされました。逆にビデオは少ないように思えました。

 映画の種類は日本とあまり変わりませんが、洋物は日本より少し早く見れます。日本物もよく上映され、10月2日には「鉄道員」と北野武の「菊次郎の夏(?)」(中国語で「菊次郎的夏天」となってるため正確な題名がわかりませんでした)が上映されます。こちらでは洋物の題名や名前が繁体字(旧漢字)中国語のため英語を見るまで何の映画か分からなかったり、名前が最後まで分からなかったりすることが多々あります。こういうとき、英語や中国語ができたらいいなぁと思います。ちなみに「Star Wars Episode I」は「星際大戰首部曲STA」、「ハムナプトラ(THE MUMMY)」は「神鬼傅奇」となるため、よく漢字をみるとなんとなく意味がわかります。

 映画の料金は日本円で約1000円くらいで全席指定なのはうれしいです。全体的な物価は日本より少し安いかなという感じなため、海外のわりにはそれほど割安感はありませんでした。それだけ近代的なんだと思います。

 

(スーパーマンが飛んでたなんて写真を撮ってから気づきました。2Fの360°に映画宣伝のTVが配置されており、映画を待ってるときなどちょっとした暇がつぶせる)

 

 

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