アジアの映画祭・四都物語
釜山〜福岡〜クアラルンプール〜東京

The Festivals for Asian Films
Pusan - Fukuoka - Kuala Lumpur - Tokyo


とにかく洋の東西を問わず映画祭に詳しいのがGatta@Pegasoさん。僕の映画祭に関する情報や未知の海外作品についての情報は、すべて彼女からの受け売りと言っても過言ではありません。ならばここは、第一人者のGatta@Pegasoさんに「アジアの映画祭」を語っていただくしかないでしょう。


 

 アジアン映画祭タイフーン

 Asian Film Fest Typhoon

 Gatta@Pegaso

 by Gatta@Pegaso

 

 

 アジアの映画祭で一番最初に浮かぶのは香港国際映画祭でしょうか・・・。公式サイトは、もう来年のエントリーが載っていました(苦笑)。春に行われている映画祭ですから・・・。

 

香港国際映画祭(香港國際電影節)

公式サイト:http://www.hkiff.org.hk/

本年度開催日程:2005年3月22日〜4月6日

オープニング上映:「孔雀(顧長衛監督)」、「隠し剣、鬼の爪(山田洋二監督)」

クロージング上映:「The World(賈樟柯監督)」、「Words in Blue (アラン・コルノー監督)」

主な受賞作品:金賞「ある朝スウプは(高橋泉監督)」「牛皮 (劉伽茵監督)」

様々なカテゴリーでの上映がありますが、特別上映として、關錦鵬監督の「センターステージ」(マギー・チャンが出ています)が上映されました。

アニメーションのカテゴリーでは手塚治虫特集や、「アップルシード」の上映も行われました。

更に今年は木下恵介特集として彼が監督、演出、脚本を手がけた様々な作品の上映が行われました。

 

 上海国際映画祭・・・こちらでは、最優秀男優賞で藤竜也さんが受賞されています。「村の写真集」での演技が評価されたようです。

 

上海国際映画祭

公式サイト:http://www.siff.com/

本年度開催日程:2005年6月11日〜6月19日

オープニング上映:「魯迅(丁蔭楠監督)」

上映作品は韓国映画、ドイツ映画がたくさん上映されています。韓国映画では、韓流最後の大物(?)来日!とワイドショーなどでも話題になっている「私の頭の中の消しゴム」などが上映されています。

主な受賞作品:最優秀作品賞「村の写真集(三原光尋監督)」、審査員特別賞「GIMME KUDOS(黄建新監督)」

最優秀女優賞「趙薇(A Time to Love)」、最優秀男優賞「藤竜也(村の写真集)」

アジアの新星部門の最優秀作品賞「The Rainmaker(Ravi Bharwani監督[インドネシア])」

最優秀監督賞「ハッサン・イェクタパナー監督(終わらない物語)[イラン]」

 

 インドはカルカッタ映画祭とケーララ映画祭。個人的に、面白いと思うのはケーララ映画祭の方です。かなりマニアックなラインナップです。

 カルカッタの方は西欧の作品を取り上げていることが多いかもしれません。去年の情報のサイトしか見当たらないので、今年の状況がどうなのかわからないのですが・・・。昨年の情報では、カナダ特集とかやっていたようです。ドイツやフランスの映画にもスポットが当たっています。「グッバイ、レーニン」とかですね・・・。

 

カルカッタ映画祭

公式サイト:http://www.calfilmfestival.org/2004/index.htm

11月開催予定です。

 

 一方のマニアックなケーララ映画祭・・・。コンペ部門だけでも・・・アジア、南米、アフリカです・・・(汗)。北米もヨーロッパもありません・・・。これこそ・・・ある意味Fさんの特集にピッタリの映画祭かもしれません・・・(そうか??(汗))。南米は余計だといわれそうですが・・・(汗)。こちらのコンペ部門、イラン、ブラジル、エジプト、中国、アルゼンチン、スリランカ、ベトナム、もちろんインドの映画祭ですから、インドの作品も3作品・・・。

 そして、日本からは・・・高橋伴明監督の「火火」。驚きました・・・・この作品のエントリーと言う時点で、この映画祭のマニアックさが・・・(^^;;。山田洋二監督ではなく、高橋伴明監督ですから・・・この時点でも・・・(って比べるなって??)。ここが香港とケーララの違いです(苦笑)。

 

ケーララ国際映画祭

公式サイト:http://www.keralafilm.com/

本年度開催日程:2005年12月9日〜12月16日

コンペティション部門の作品

Kekexili (ルー・チュアン監督)中国

Daybreak(Hamid Rahmanian監督)イラン

A Border for Life(Reza Azamian監督)ペルシャ

Playing in the Dark (トーニ・ベントゥーリ監督)ブラジル

Silver Salt(Carlos Gerbase監督)ブラジル

Stolen Life(李少紅監督)中国

I Love Cinema (Osama Fawzi監督)エジプト

Bride of Silence (Doan Minh Phuong, Doan Thanh Nghia監督)ベトナム

Arizona Sun(Miguel Rocca, Daniel Pensa監督)アルゼンチン

火火(高橋伴明監督)日本

Guerilla Marketing (Jayantha Chandrasiri監督)スリランカ

Views of the Inner Chamber(Rituparno Ghosh監督)インド

Dreaming Llasa(Ritu Sarin, Tenzing Sonam監督)インド

When the Rain Comes(Kamal監督)インド

 

 シンガポール映画祭は賑やかです。ワールドプレミアや、アジアンプレミアとして先取りの映画が色々と上映されています。アジア映画のカテゴリーもありますし、ワールドシネマのカテゴリーではアメリカやフランスなどの映画も上映されています。そして、オープニングとクロージングが・・・今年は日本アニメでした。

 

シンガポール映画祭

公式サイト:http://www.filmfest.org.sg/

本年度開催日程:2005年4月14日〜4月30日

アジアで最初に上映される作品が集う映画祭として有名。(アジアプレミアの上映多数)

オープニング上映:「スチームボーイ(大友克洋監督)」

クロージング上映:「イノセンス(押井守監督)」

と日本アニメが中心になる映画祭かと勘違いしそうな本年度の日程です。

アニメのカテゴリーもあり、「アップルシード」「東京ゴッドファーザーズ」なども上映されました

ベトナムに焦点を当てたり、イラクの今を描いた作品が特集上映されていたりしていました。イラクの監督だけでなく、韓国、オーストラリアの監督たちが描いた「今のイラク」もあり、興味深いカテゴリーです。

主な受賞作品:最優秀作品賞「Underexposure(Oday Rasheed監督[イラク])」

最優秀監督賞「Lee Yoon-Ki監督(This Charming Girl [韓国]」

審査員特別賞「Tropical Malady(Apichatpong Weerasethakul監督[タイ]」

最優秀男優賞「Liao Fan & Li Congxi(The Green Hat [香港]」

最優秀女優賞「Kim Ji-soo(The Charming Girl [韓国]」「Ho Phuong Dung(A Time Far Past [ベトナム]」

 

 フィリピンからはシネマニラ映画祭が10月25日まで行われています。こちらの映画祭はアジア色が強いわけではなく、むしろ、ヨーロッパ映画がコンペ部門でもたくさんノミネートされています。

 

シネマニラ国際映画祭

公式サイト:http://www.cinemanila.com.ph/

本年度開催日程:2005年10月12日〜10月25日

オープニング上映:「隠し剣、鬼の爪(山田洋二監督)」「スキャンダル(イ・ジェヨン監督)」

クロージング上映:「Brokeback Mountain(アン・リー監督)」

「ヒトラー最後の12日間」なども上映されています。

主な受賞作品:

最優秀作品賞「その時、その人々(パク・チョンヒ監督)」

審査員特別賞「In Casablanca Angels Don’t Fly [モロッコ]」

 

 タイは、バンコク国際映画祭を。

 

バンコク国際映画祭

公式サイト:http://www.bangkokfilm.org/

長編、短編のコンペ部門はもちろん、フィルムマーケットが開催されるため、世界中から集まった150本以上の作品が毎年上映されています。

本年度開催日程:2005年1月13日〜1月24日

オープニング上映:「Red Dust」(南アフリカ)

クロージング上映:「コーラス」「Born into Brothels」

主な受賞作品など:

最優秀作品賞「海を飛ぶ夢」(アレハンドロ・アメナーバル監督 [スペイン])

最優秀監督賞(同点) 「クリストフ・バラティエ監督(コーラス [スイス・フランス])」、「パク・チャヌク監督(オールド・ボーイ[韓国])」

最優秀男優賞「ハビエル・バルデム(海を飛ぶ夢)」

最優秀女優賞(同点)「アネット・ベニング(Being Julia)」「Ana Geislerova(Zelary [チェコ])」

最優秀アジア作品賞:「The Beautiful Washing Machine [マレーシア]」

上映された日本作品:「珈琲時光(侯孝賢監督)」「Good Morning Yokohama (大野聡司監督)」「HardLuck Hero (SABU監督)」「インストール(片岡K監督)」「Peep "TV" Show(土屋豊監督)」「Yesterday Today Tommorow / 昨日 今日 そして明日へ・・・(直井里予監督)」

 

 ざっと思いついて、公式サイトを覗いた結果はこんなところなのですが・・・。

 さて、今度は国内のアジア映画祭ですね。福岡アジア映画祭やらアジアフォーカス映画祭は、他に詳しい方がいらっしゃると思うので飛ばしますね。

 北海道ではFさんの特集にピッタリの映画祭が旭川で来月開催予定です(笑)。

 

アジア映画祭 in あさひかわ

公式サイト:http://sapporo.cool.ne.jp/asian-film-asahikawa/

韓国映画が目白押しです。

 

 北陸・甲信越に行きましょう。Fさんの今回の特集にまたまたピッタリの映画祭がありました。

 

長岡アジア映画祭

公式サイト:http://www.mynet.ne.jp/~asia/

 

 東海地区に参りましょう。岐阜でもアジア映画祭やってたんですね・・・知りませんでした(汗)。

 

岐阜アジア映画祭

公式サイト:http://gifuasia.com/2005/

韓流ブームは全国にってことでしょうか?(謎)

 

 他にもたくさんの映画祭が開催されています。皆様も機会があれば、色んな国の映画祭をご覧になるのも楽しいかもしれません。

 


 Gatta@Pegaso

 映画祭の話題となれば、この人をはずしては語れないでしょう。今回も抜群の情報収集能力を発揮しての参加です。

 La Stanza dello Cine

 http://www15.plala.or.jp/metze_katze/


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